15日、北朝鮮の平壌で行われたW杯3次予選第5戦は、日本代表が北朝鮮代表に0-1で敗れる結果となった。

日本代表監督就任後、初黒星を喫したアルベルト・ザッケローニ監督は、「厳しい環境の中、向こうがフィジカルを前面に押し出してきて、フィジカルサッカーを展開してきた。想像するに、向こうもプレッシャーが掛かっていた。予選敗退が決まっている中、対日本に勝利したいという気持ちでやってきた」と敗戦の弁を語り、長谷部誠は「応援してくれる日本の皆さんに申し訳ない」とコメントした。

この結果には、サッカー解説者・セルジオ越後氏も落胆のご様子。試合後、自身のツイッターでは、「後半も内容的にやられっぱなしだった。パスもつながれていたし。日本は交代枠を使っても、ただ守る選手を増やしているような感じだった。結局ベストメンバーでなければこの程度。それが現実なんだろう。タジキスタン戦が楽すぎて、みんな勘違いしていただけだよ」とツイートしている。

試合中にも、同氏は「一方的な試合だね。日本は手も足も出ない感じ。精神的に怯えているし、中盤でゲームを作る選手もいない。こんなに押されている日本を見るのは久しぶりだね」、「日本も最終予選進出を決めているとはいえ、ケガを怖がっていたらプロじゃない。公式戦なんだから、ケガをしそうなプレーをしてこそプロ。ファンに失礼じゃないプレーをしてほしいね」と苦言を呈していた。

アジア最終予選に向け、日本代表の課題は?